遠花火

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花火の夜の眠り薬を分け合える 池田澄子

 

人はいつまでも同じではいられない

 

男憂し夜去りつ方を汗のシャツ 澄子 

 

幻想にも賞味期限があるのだろう
フィナーレのスターマインが打ち上がり始める… 

 

ファーストキッスのあと立てなかった遠花火 澄子

 


m-flo / EKTO Music Video

薄刃

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☘ Photo by Wildstrawberry ☘

 

「ふりむくな ふりむくな うしろには夢がない」 寺山修司 

一つ…また一つ…と、しがらみが増えてゆく。
この壁は越えられるのかどうか分からない。
ゴールが見えない。

だけど、背負うものがある。
それを思えば何でも出来る…はず…
過去も未来も考えない。今だけ。 

影を出ておどろきやすき蟻となる 修司

 

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 香水や母と故郷を異なれり 修司

 

ピエール・ドゥ・ロンサール

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ピエール・ドゥ・ロンサール

Pierre de Ronsard

 

丹精込めた薔薇が次々に咲き始めました。
それぞれの花が、今、満開です…

このピエール・ドゥ・ロンサールは、ルネッサンス期のフランスの詩人の名前にちなんでいます。
微香性でロゼット咲き。フランス産。
クリーム色から、内側に向かうほどピンクが濃くなっていますが、このグラデーションが溜息が出るほど美しい…。
花弁の数も多く、優雅な大輪の花をぎっしりと咲かせます。
ダマスク系の微香性なのですが、これで香りも強かったら無敵でしょう~。

花言葉は、「美しい少女・淑やか・温かい心・一時の感銘・愛を待つ・恋の誓い・幸福・感謝」。気恥ずかしいぐらい、そのまんま…♬

 

近景に薔薇遠景にニヒリスト 喜田礼以子

 


L'un part, l'autre reste (Charlotte Gainsbourg)

ベルばらサイダー

なかなか時間が取れなくて、UP出来なかったのですが、先月の写真です♪

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宝塚北サービスエリアで限定販売されている、ベルばらサイダー。

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セリフ付き…‧*˚̩͙*‧₊̊‧*˚̩͙̩͙*‧₊̊‧*˚̩͙*‧₊

 

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ベルばらカレーに、

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ベルバラ炭酸せんべい!╰(✿´⌣`✿)╯♡

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手塚治虫コーナーもありました。

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うーん…この中だったら、やっぱりヒョウタンツギ

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ブラック・ジャック名台詞集トイレットペーパー。

-「医者はなんのためにあるんだ」『ちぢむ!!』

 

…好き過ぎて使えない…取っとく。(≧▽≦)

プラットホーム

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ホームに立つていた
 
昨日ずつと一緒だつた
表情
眼差し

匂い
感触…
噛みしめて
物想いにふける
 
柱の影に立ち
キャリーケースを横に置いたら
向かいのホームに見るともなしに視線をやる
カップルがベンチに並び
楽しそうに笑い合つている…
 
…メロディが鳴つた
もうじき新幹線が来る
荷物を持ち直して顔を上げた
 
新幹線がホームに滑り込んできた
溢れ出す乗客の波
 
波が引けた後
ゆつくりと乗り込んだ
荷物を収め
指定席に座る
 
その時
一人の男が
階段を駆け上がつてくるのが見えた
肩で息をしている男と
目が合つた
思わず席から立ち上がつて
凝視する
 
その瞬間
新幹線は動き出した
二人の距離…どんどん離れていく
やがて見えなくなつた
 
状況から見て
時間が作れる筈もないことは
わかつていた
男はこの一瞬の為に…
相当な無理をしたのだ
 
生温かいものが頬を伝う
 
やがて入つたトンネルの轟音に
嗚咽がかき消されてゆくのが
彼女にはありがたかつた

 


BUMP OF CHICKEN「Aurora」

落椿

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椿落つ砂金のやうな音立てて   夏井いつき

痛いほど鮮やかなままで。言葉のように、そこにある。

 

椿の夜あたまが邪魔でならぬかな  鳴戸奈菜

…気にしたら、負け。。

 

  
ゲスの極み乙女。「もう切ないとは言わせない」

鳥の恋

 

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草ついたままのスカート鳥の恋  wild strawberry

 【季語】鳥の恋・鳥つるむ…(春)

 

土手にたくさん土筆が生えていたので、摘んで来て、

下ゆで後に卵とじにして食べてみた。

春の味覚…☆‧*˚̩͙*‧₊̊‧

袴を剥く作業は大変過ぎて、意識飛びそうになったのは内緒…( ;∀;)

 

先日は、ネットで土筆を売っているのを見た。

便利な時代になったものだ。

とりあえず、こちらはのどかな田舎であるからして、土筆は摘み放題である…♪

 

チーフてふ肩書ありてつくしんぼ  wild strawberry

【季語】つくし・つくづくし・つくしんぼ・筆の花・土筆野…(春)