クレヨンの黄を折る…秋の雲
クレヨンの黄を麦秋のために折る 林桂
一面の麦畑…黄…黄…黄…
その圧倒的な色の波を表現するため、クレヨンを折って、クレヨンの腹で描いたのだろうか。
道具に愛着はあるが、表現欲が迸る。頭で考えていないのだ。
心象風景を表すため、幼児が全てを忘れてお絵かきに没頭するように、衝動的に手が動いて、見たものを形にしてゆく。
自分が油絵を仕上げていく時のことを思い浮かべた。
キャンバスにいきなり筆を入れ、最初は形も色も混沌としている。
次第に形が決まり、繊細な作業になってゆく。キャンバス上で予想外の化学反応が起これば、トランス状態に陥ることもあり…。
その一歩手前の状態では…と思わせられた。
解釈は色々あると思うけれど、これは私の感じ方だ。
黄のクレヨンを折るのではなく、クレヨンの黄を折るところが詩…
秋の雲きみがどこにも見つからず Wildberry
斧を買った。薪割り、楽しい♩(´・ω・)
米津玄師「海の幽霊」Yonezu Kenshi "Spirits of the Sea" Piano Ver. | Cateen